2014/08/30_スカウト法要と臨時理事会

「慈覚大師円仁 一千百五十年大遠忌」慶讃の法要実施

天台宗スカウト連合協議会(以下:天台スカウト)では、平成26年(2014)8月30日に比叡山延暦寺にて、「慈覚大師円仁 一千百五十年大遠忌」の慶讃事業として、スカウト有志四十数名による「スカウト法要」と「結縁灌頂」を実施しました。

スカウト法要では、寺本理事長導師のもと参加者全員でスカウトの『ちかい』、『おきて』等を唱和の後、天台スカウトハンドブックの「家庭勤行次第」に従い、慈覚大師を偲ぶ法要を進めました。
また同法要には、天台宗から木下天台宗務総長、延暦寺より小堀延暦寺執行が駆けつけて戴きスカウト法要を威儀深いものへと整えて戴きました。

法要後は参加スカウトたちは、仏様との縁を結ぶ密教儀式である「結縁灌頂」に望み、全員で「説戒」(儀式の意義の説明)を受け、その後3班別れて灌頂の密教儀式に臨みました。

臨時理事会も開催

スカウト達が「結縁灌頂」を行なっている同時刻に、天台スカウト役員は延暦寺会館にて、臨時理事会を催し、

  • 次回で31期を迎える「天台宗仏教章第2教程講習会」(以下:仏教章第2教程講習会)の件。
  • 第23回世界ジャンボリー(以下:23WSJ)での信仰奨励ブースの件。

等について協議しました。

仏教章第2教程講習会開催については、例年通りの開催。

検討事項として、「第2日目深夜に行う回峯行」への同行スタッフが不足しており、この点、『講習会経験OB等に協力を求める必要がある・・・』と言う意見が出ました。

23WSJの信仰奨励エリアの件

23WSJの信仰奨励エリアでの天台スカウトブース出展については、参加の方針で臨みます。

検討事項としては、世界ジャンボリーでは英語でのコミュニケーションが重視され、天台スカウトブース運営のスタッフについても多少の英語力が有った方が良かろうと言う事です。

今後、加盟各団を通して天台スカウトブースへの運営スタッフ調査が実施されます。英語に対して柔軟なスカウト・リーダーの協力が必須ですので、是非とも多くに皆さんのご協力をお願いします。